デイトレーディング day-trade 2004 6 17

 デイトレーディングという投資方法があります。
これは、一日に何回も売買する投資方法です。
たとえば、午前中に買った株を、午後には売るということです。
極端な場合、目標の株価に到達したら、3分後には売る場合もあります。
これでは、デイトレーディングというよりも、
分トレーディングと言った方がいいでしょう。
 なぜ、こんな超短期の売買を繰返すか。
超短期の個人投資家に聞いてみると、こういうことです。
「こんな忙しい投資方法を、好きでやっているわけではない。
それは、突然、大量の投げ売りが出るから。
 たとえば、株価が1245円で、2円から3円ぐらい上下しながら、
ゆっくりと上昇している時に、突然、大量の投げ売りが出て、
瞬間的に、株価が、20円ぐらい急落する時がある。
 みんなが努力して、コツコツと株を買って、
徐々に株価を上げてきたのに、
一瞬で株価が消える。
 これは、大変だと思って、
あわてて、売りを、キーボードで入力しても、
それが、全く、間に合わないほど、瞬間的に落ちる。
 そういうわけで、たとえ株を買って3分後でも、
目標の株価に達したら、即、売ることにしている。
 金持ちの投資家ならば、こうした急落を落ち着いて見ていられるが、
資金量に限りがある個人投資家は、超短期の売買にならざるを得ない。
資金の少ない個人投資家は、こうするしか防御の方法はない。」

 おそらく、こうした「相場荒らし」がなくなるまで、
超短期の個人投資家は減ることはないでしょう。
こういう「相場荒らし」は、出来高の少ない銘柄だけでなく、
出来高の多い銘柄でも起きるそうです。















































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